シリア日記

クロタン死にました その4

(その3からつづく)

もうとにかく悲しくてわんわん泣いて、多分近隣住人になんだあいつって思われるくらい泣いて、ただ目の前にその姿があるのも悲しくて、ネットでペットの火葬を調べたら、市川市のクリーンセンターがやっているペットの火葬があって、そこに電話をして聞いたところ、持ち込めば個別で焼いて骨も希望すれば引き取れるとのこと。

で、電話をしたところ今日持ち込めば、明日9/18に焼いてもらえるといわれたので、段ボール入れようと手ごろなのを探したのですが、見つからず結局郵便局で220円払って箱を買いました。クロネコヤマトの箱の方がよかったかしら・・・・

体をきれいに拭いてあげて、よだれもきれいにして段ボールにブランケットを引いて体を入れたのですが、あっという間に死後硬直で体が固まってきていて、まだあったかいのにもう、カッチカチになっちゃうのね・・・って驚きました。

しっぽの先だけに白い毛が生えていたその尻尾の毛と、髭を2本切り取ってべそべそ泣きながら自転車に乗せてノロノロ歩いていきました。

受付でお金2200円を払って、その後裏の焼き場に持って行ったのですが、焼き場は男性一人だけがいて、連絡が入っていたようで、猫ちゃんの方ですか?と言われ、箱を渡すと「これで最後になります」といって、お仏壇?みたいなのにお線香があって、もうブルブル手が震えながら、お線香さしました。「お願いじまず」ってお渡しして、がん泣きしながら自転車こいで帰りました。

9月19日の午前中に骨を取りに行ったのですが、友人から人間と同じでほぼ残ってないよ、って言われて、もう粉になってるのかと小瓶を持っていったら、先日と同じ方がいて、こちらの骨になりますと出してくれたのが、この標本みたいにきれいに並べられている骨で、

「え??ナニコレ、やだかわいい!!」て微笑んじゃいましたよ。

っていうか、こんなに丁寧にしてくれるなんて、びっくり。小さな爪の骨、尻尾の先っぽの骨。背中の骨、まーーー綺麗に並べてもらえて、感動です。

お箸を渡してくださったので、小瓶に小さな骨を少しだけもらって帰ってきました。残りの骨は10月に共同墓地に入れますねとおっしゃって最後にもう一度お焼香をさせてくれました。

っていうかクリーンセンターの方すごくない?お寺で大金払って毎年お布施せびってくるお寺よりも丁寧親切。市川市すばらしいわ。帰宅して、お礼のメールしておいたわ。

今クロタンの骨はいつも寝ころんでいたベランダに面した窓のところに置いてあります。もしこの先シリアに行くことがあれば、戻してあげたいけど、まぁいつになることやら。

 

 

 

 

 

 

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