池井戸潤の原作も読んでたのですが、BBAになってから記憶がイマイチなので、半分うろ覚えな状態で見に行きました。
評価は☆2.5
いや、悪くなかったよ、っていうか私がこの世で一番かっこいいと思う長瀬君はやっぱり死ぬほどかっこ良かったし、おディーン様とか、坂本一生とか中村蒼とかいい俳優出してたけど、
なんか、原作にはもっとスピード感というかハラハラ感があって、「やべぇ。倒産するかも」みたいなのを、ひしひしと感じながら読んだのを思い出したよ。
なんかこの映画には、その必死さ、悲壮感みたいなのがイマイチ伝わって来なかった。
この人の本って常に、悪い銀行員と良い銀行員が出てきて、それが醍醐味なんだけど、そういう意味ではよい銀行員である、坂本一生がイマイチつかみどころがない。え?お前どっちなの?みたいな。
ただただ、傍観しているだけの人っぽく映ってました。原作でもそんな立ち位置だったっけ??
あと、おディーン様はそれに比べて、そこまで長瀬君演じる社長とタッグ組んでる人だったっけ??ん??って感じで。
ただ、間違えなくおディーン様はキーマンであって、それを後押しする中村蒼が好演でした。
で、社長の長瀬君はいいんだけど、彼のあののんびりした喋り方とかが、私の原作のイメージのクマ五郎みたいなもっさいおっさんとかけ離れすぎていて、入り込めず。。。。
そうして、坂本一生を陰でバックアップする無名の上司がこの映画の主人公でないかと思わせる演出。
最後、坂本に反する悪い銀行員を首にすべく頭取?にちくったり、坂本が動けるようにしていたのは、この人であり、この人がいなかったら全てなりたたなかったんじゃないの?って位のヒーロー。You are the manです。
ってことで、もう一回原作読みたいわ
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