シリア日記

歩き遍路に行ってきたぜい 第3弾 No,2

6:47分徳島発の青天井牟岐線に乗り、とりあえず爆睡。8:03に到着する予定が、20分以上も遅れて到着。

っていうか、なんで?6:47の次出るの10:07とか3時間に一本の単線電車がどこでなんで遅れるの?ってな勢いですわ。

8:30過ぎに新野駅に到着して、女子高生たちと一緒に降りて歩き始めることに。「今日は40キロなんで急ぎましょう」と言われ、とにかく早歩き開始。

約40分程で最初の平等寺につき、とりあえず私は前回お祈りしたんで、まぁもういいやって思ってたら、伊能が線香、教本もってきっちりお祈り始めたんで、嘘でも鐘だけでついておきました。

ちなみにここには弘法の霊水という井戸があり、ありがたい水がわいているとか。でも前回見たからあからさまに興味なしの私。

https://www.shikoku.gr.jp/pilgrimage/spot/51

その後、次の薬王寺までひたすら歩く、歩く、歩く。

昼飯も無で歩くって伊能が言い出すので、「ええ?!せっかくなんだから地元のもの食べましょうよ。私朝ごはんも食べてないんですけどーー!」っていうものの、

僕歩くときは基本食べないんです、今日は40キロで時間もないしって言われて、

「せめて、パンでも」と懇願して、パン屋が見つかればそこで購入することを交渉。つかなんでそこまで飲まず食わずであるかにゃならんねん、と。

で、今回の失敗はまず4泊で荷物が重いにも関わらず普通のリュックで腰にバックルのあるタイプでないので重さが全部肩に食い込むこと、なおかつ普通のオサレスニーカーを履いてきたせいで早々に右足小指に負担がかかり水ぶくれができてしまい、尚悪いことにそれをぶっ潰してしまい小指をかばった歩き方をしたせいで、踝に変に負担をかけることになってしまったのです。

12時過ぎになんとかパン屋を見つけてパンを購入。っていうか田舎のパン屋安すぎ。でかい、うまい、安いの三拍子や。東京駅で一口サイズのイチジクのパンが820円というハイパーインフレパン屋に企業努力を聞かせてやりたい。

12時過ぎにバス停の待合所で、パンとコーヒー牛乳をかっ込んで、足に絆創膏巻きつけてひたすら歩く。

14:30頃に薬王寺に到着、もうしんどくてぐったり。伊能がお祈りしている間も足の豆と格闘し、15時過ぎに牟岐駅まで向かってあるくことに。

山越えのコースみたいで、もう無言で歩く。冬の日暮れは早い、なんとしても日のあるうちにたどり着かねば。

途中で反対側から向かってくるお遍路装束の女性に遭遇、これ、今後も何度も会うことになるあすかちゃん(仮)でした。

これから薬王寺ですか?と伊能が聞けば、「そうなんです。私、10日程前から歩いていて昨日は足の調子が悪くて整体で直してもらってて、今日は宿に荷物おいて反対に歩いて薬王寺を見に来ているんです」とのこと。

私らとあすかちゃんがあったのは、山の国道で、お互い目指すゴールのちょうど中間点位。すでに日も落ちかけていて、これから薬王寺向かっても道も真っ暗だし危ないのでは?と言ったのですが、「ライト持ってるから大丈夫!あなたたちも気をつけて、もし厳しかったらあと少し歩けば駅があるよ」との神の声。

伊能からとにかく急ぎましょう、日が落ちますからとさらにスピードアップさせられて歩くものの、どーにもこーにも小指が死。

あすかちゃんの言っていた電車の時間を探るものの、1時間20分に一本という天文学的な数字。絶対乗れないわって泣きながら足をひきづって歩いていると、なんとその電車の時間に間に合いそうになり、俄然速足になる私。(歩けるやんって思われたかも)

で、伊能に「すみません。のこり3キロですが私はもう無理です、ラッキーなことに電車も来るので乗ります」とさっさと戦線離脱。5分ほどの待ち時間で青天井電車に乗り、ほっと一息。伊能はそのまま歩き続けるとのことだったので、宿で待ち合わせることに。

次の駅で降りて、宿あずまは目の前。ある意味このさびれっぷりはすごいだろうというような門構えの宿に入ると、なんとそこは外人天国でした。

 

つづく。。。

うーみーは広いな大きいな~

日和佐うみがめ館の隣に飼育されていたウミガメたち、餌をくれるかと必死にあぴってたけど、残念だが、お前に食わせる餌はねぇ!

どっかの神社。すでに名前も不明な体たらく

おみくじ50円だ~安い~って引いたら凶!40年生きてきて初めて凶だわ!まさにこれがこの先の旅を表していた。旅行さわりなしとかなってるが、さわりありすぎだわ!

 

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