映画にもなった小説を図書館で3ヶ月待って漸く読みました。
感想としては皆んなが言うようにエグい。よくこんなの映像化したなって感じ。
心理描写が凄い。
世間の皆んなが実は思ってそうな事とかやってそうだけど、でも誰にも言えないような事を書いている。
どんな聖人君子でも「俺はあいつより勝ってる」ってのを持っていてそれを糧に、そして隠して生きてると思う。
この小説では最終的にその一番痛い部分を突かれるというものを就活と絡めて書いている。
しかもツイッターとかインスタとか使って「皆んなに自分ってこんなに頑張ってつもり」的な事を発信する事によって自己顕示欲を満たしているっていうこれまた、今これを書いている自分も痛いわ〜(笑)って思わせる描写もあり、全てが自分に当てはまってそうで読んでて「ああ〜〜_| ̄|○」ってなるわ。
この映像版なんてこわくて見れないよ
この人、霧島部活辞めるってよっていう名前は聞いた事ある作品も書いてるから、読んでみたいわ。
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