大学は文法を中心としての授業です。
一番下のクラスは一応読み書き&日常会話を行うのですが
次のレベルから一気に文法中心となり毎日毎日文法用語三昧となります。
授業内容としては教科書の文章読解と単語の説明で、
説明と言っても、単語を文法的に説明していくもので
「この単語は前置詞があるからそれに引っ張られてここの目的語の最後の
レターの発音記号は『カスラ』になります」
等々、単語ひとつずつこのような説明をしていきます
文法嫌いな人にはきついです。
(しかもこんな説明は日常生活ではこれっぽちも使わないです)
大学に通っている生徒の多くはイスラム教の人々で、
コーランを読むためにアラビア語を勉強している人が多く、
上に行くほどにソマリア系生徒が多くなり
授業内容も宗教についての内容が多くなるとのことです。
宿題も半端じゃなく出ます。
一方マーハド(語学学校)読み書き、会話、読解力に重点をおいています。
授業も丁寧でゆっくり進むので初心者の外国人向けです。
文法もそれなりにやるのですが、とくに熱心には
行わないので、文法用語は身につかないです。
教科書の内容等も大学にくらべると、実用的なものが多いです。
こちらは教科書だけでなく、ビデオを使っての授業や絵本や雑誌など
を読んだりもします。
結論として
文法やりたい人→ダマスカス大学
会話読み書き(文法嫌いな人)→語学学校
がいいと思います。
E.YASUFUKU
Last Update : 2002/11/14