北アメリカ

くりくりのシカゴ旅行記

1998年11月28日

Contents

くりくりのシカゴ旅行記  前説

рヘNBAファン歴2年ちょい。くりくりと申します。
帝国シカゴブルズの絶頂も、今シーズン限りかと巷では噂されており、なんとかジョーダン、ピペン、ロドマンのBIG3のお姿を拝みに行かねばと、たった1詩№セけにしぼって行ってまいりました。3泊5日(機中泊1日)の短い旅ながら、記録的な温かさにも恵まれ、幸せな時間を過ごしてきました。

<エアチケット>

一人旅。年末年nの国際線がこんなに混んでいるとは知らず、シカゴにも支店を持つ旅行代理店に依頼したものの、なかなか返事が来ず、不安になる。他都s経由なども含め6通りくらいキャンセル待ちしたうち、1撃Q日出発、5日現地発・6日日本着の便が最初にひっかかる。価格は約14万円くらい。高いが今回は目をつぶらざるえない。

<ホテル>

「地球の歩き方 シカゴ編」に掲載されていた「Oxford House」にFAXをする。翌日に返信がきて、予約内容を確認するような内容だったので、「多分OKだろう」と考える。いい加減だ。この返信を忘れず、找する。

Oxford House ( 225 N Wabash Ave. ,Chicago,IL 60601)
電話 312-346-6585
1-800-344-4111(トールフリー)
FAX 312-346-7742

 

くりくりのシカゴ旅行記  その1

1撃R日

午前10栫ANiftyのバスケットフォーラム仲間らとシカゴ郊外のショッピングモールに車で向かう。世界最大のアウトレット、Gurnee Mills=6170 W.GrandAve.,Gurnee,IL60031 とナイキのアウトレットがあるLakeside Marketplace(詳しい住所不明ながら前記のGurnee Millsを北上すること30分=の2か所。順番的には遠いLakesideから攻めた。シカゴs内から1條ヤ半ほど。途中、道沿いにはグレートアメリカンの巨大なジェットコースターや牧歌的風景を打ち破るファラオ像(これが何であるか、どこかで読んだ記憶はあるが忘れてしまった)などが目に入る。しかし、延々と田ノの風景が続いている。

Lakesideに着くと、さっそくナイキへ。店内は3分の1がシューズ、3分の2が衣料品。バッグやポスターもあった。今回は買い物熱がまったくといっていいほど冷めていたため、詳しくその価格などは覚えていないのだが、翌日に行ったシカゴs内のナイキタウンのオーソドックスな品物揃えに比べると、購買意欲はこちらの方がそそられた。欲しくなった靴はサイズが展ヲ品しかないため、$80ほどのものをあきらめた。結局、買ったのはNFL ダラスカウボーイズのディオン・サンダースのポスターのみ。白黒でむちゃくちゃかっこよかった。ナイキのポスターをこれだけ一堂に集まったところを見たのは初めてだったが、さすが、ナイキとうならせてもらった。他にはFILAやJ.Crew、DKNYなどおなじみの店が並んでいたが、先を急ぐ身。中には入っらなかった。c念。

Gurnee Millsはただ、ただでかいと言っておこう。一通り歩くだけで、もうお腹いっぱいという感じ。アウトレットだから当たり前だが、ディスプレイに全然、気を遣っていないため、目で楽しむことができないのがつまらない。рヘアウトレットに向かないタイプなのだろう。すっかり疲れて集合場所に三々五々集まってきた私たち日本人に、おじいちゃん店員が「カードを作りませんか?」と寄ってきた。商売熱心なのはいいことだが、どうみても観光する日本人団体だったよ、рスちは。ちなみに、旅行メ蜊テのツアーではこのショッピングモールに行くオプションの値段は$70だそうだ。

お買い物ツアーを終え、 s内に戻ったのが午後5栫B いったん、ホテルに戻り、タクシーを拾ってユナイテッドセンターへ。センター鏸佞老觜宗・躙韻蔽篭茲蕕靴い畔垢い討い襪里脳・袈枋ゥ癲璽鼻N・靴琶瓩泙┐織織・掘爾牢攅饋佑里・犬気鵑・薪召靴討・蝓◆嶌F釮魯屮襯困了蹲竡・△襪・藹詑擇靴討い襪里・廚箸い蕕弔Ⅰぬ・・笋燭蕕肇・薀・轡腑鵑鯡弔蕕垢里如屬△鵑泙蠹椶蕕擦覆い任茵廚汎鐱楔譴任弔屬笋・」

15分ほどでセンターが見えてきた。夢にまで見たブルズの本拠地だ。入口では先着1000人くらい(?)に配られるブルズの帽qをもらう。なんとなくうれしい。ロビーには選閧フ等身大のパネルが並び、みんな記念ハ 真を撮っている。タキシードを着たバンドが演奏している。そして15番ゲートから会場に入る。空気までもがバスケットしてる。いつもテレビで見ていた屋上からつるされた多面スクリーンにはブルズと対戦相閧フオーランド・マジックのチームロゴが映っている。7階まである観客席、コート上ではすでに選閧スちがウォーミングアップしている。「рフ席、Aの6はどこだ? コートエンド、コートエンドっと。コート・・エンド・・ってこんなに近いのぉ?」と心の中で絶叫するくらい近い。エンドラインからほんの2、3mしか離れていない。

ラインに沿った席は、超VIPシーズンチケット席。そこと通路をはさんで私の席がある。座席番号は選閧ェ入退場する通路から順番に数が増える。少し歩けば入退場する場面を距離50cm以内で見ることが可能だ。

ここまで読むとどうやってそんな席を手に入れたのか、と突っ込みたくなるのが人情だろう。しかし、このチケット入手方法は私の一生分の偶然と幸運の賜物のため大変申し訳ないが、前例として参考にならず「こうすれば取れる」と入手経路などはお教えすることができない。

しばらくして、前記の一行のうち2人が私の隣の席に着く。やはり、感動のあまり顔の筋肉が弛緩している。ドラッグやっている奴らはこれと同じくらいいい気揩ソなのだろうか?隣には日通旅行のツアーで席をグレードアップした人が座り、同じように舞い上がり状態。この場が現実だと理解できるようになると、рスちは世界中の名も知らぬ人すべてに感謝していた。ジーザス クライスト スーパースター。

詩㈱Jn15分前になると、対戦相閭`ームから入場。氓ノブルズの選閧ェ続々と歩いてくる。閧霓④个擦估呂・・イ鯤發い討・襦・・璽灰奪繊▲團撻鵝▲蹈疋泪鵝ΑΔ修靴謄献隋璽瀬鵝・竡修腺歓佑里Δ塑杷・梗圓・藥・阿法巒畊やってくるから、むやみにシャッターきってると肝心なときにおりないよ」と言われていたにもかかわらず、「ぎゃああ、なんでジョーダンのときになってシャッターがきれないんだああ」と叫ぶ羽目になること3回。計4回の入退場のうちジョーダン様をとらえられたのは最後の1回のみ。その珠玉の1枚はブロマイドのような距離とアングル、表情、しかし、悲しいかな、赤目だった。

рスちの席は超VIP席と段差がない上、そこに座る外人たちはでかく、彼らの頭と頭の間の空間からゲームを見る羽目になる場面が予想以上に多い。右に左に頭が揺れる私たち日本人4人の動きは、ムーミンに出てくるニョロニョロの動きにそっくりだったに違いない。フリースローの際には審判がちょうど邪魔な位置に立っていてスロワーの顔が完全に隠れる。プレー中、唯一、じっとしてくれるシャッターチャンスが台無しだ。詩№ヘ第2Qまでで2点差。

グレードアップして座っていたツアー客は後半第3Qから、仲間と交代した。交代した人もこの席の素晴らしさに絶句状態。入場のときに選閧スちを目のあたりにしてとうとう放心したよう。рスちの仲間の年長者に手を差し出し、「すいません、握手してください」とわけの分からぬことを言い出す始末。この席は人を狂わせる。  正ガード、パワーフォワードのいない飛車角抜きの相閧ナは所詮、お遊びはここまで。第3Qで思いっきり点差が開く。いらつくマジックのヘッドコーチ、ブライアン・ヒルが審判の笛に非難の声を上げると、観客から

「HEY,HEY.HAPPY NEW YEAR,Brian!」

詩№ェ終わると、テレビのインタビューを受けたジョーダンが一人で通路を引き上げてきた。ハ真を1枚とって、「客から触られるの嫌だって聞いたことあるけど、最後だから許して」とつぶやきつつ、閧霓④个靴燭蕁・釮瓩裡團轡礇弔某┐襪海箸・任④拭・弔い望催掘」

会場を後にしてしたことは、「これだけは絶対外せない」と思っていたジョーダンの銅像を背景にしての記念ハ真。これで、この夜は『括゛・戮箸いΩ斥佞悩未蕕譴拭」

夕食もブルズ色に染まろうと、Chicago Kalbi Restaurant(3752 W.Lawrence )という焼き肉屋へ行く。ここは、ブルズ選閧烽ニきどき顔を見せる所らしい。確かに店内にはカー、ブシュラー、ロングリーが仲良く3人で写った写真やピペンが女将さんと写った写真が貼ってあった。韓国人街なので、言葉が不安だった。рスちより一歩先に入った白人男性二人は入口で「アンニョンハセヨ」と練習していたし。入ってみれば心配は無用。日本人のバイトばかりのようで、たまに関西弁も聞こえる。出て来る骨付きカルビやロースを炭火で焼いて、その味は絶品。石焼きビビンバもうまかった。地図上の位置はよく分からなかったが、帰りは中心部にあるホテルまでタクシーで$15ほど。

幸福な1日が終わった。

くりくりのシカゴ旅行記  その2

 シカゴ滞在3日目。

もともとは一人旅だったのだが、多くのバスケ仲間たちと過ごした2日間が強烈だったため、この日は箸休めの様相。宿泊するホテルは、買い物に最適のマグニフィセント・マイル&リバーノース地区と、ビジネス街で有名な建物群、野外彫刻のあるループ地区のちょうど中間地点にあった。歩いて、マグニフィセント・マイル&リバーノース地区に入り、そのまま観光できる。偶然このホテルを選び、エベーターとか部屋の内装とかは恐ろしいくらい古かったが、立地的には申し分なし。差し引きゼロとしよう。
買い物に関しては、基本的にブランド品には感心がないため、興味がそそられたお店はアウトドアショップ系か雑貨系、スポーツ系。といっても、いきあたりばったりで歩き回ったため、どこに何があったかは悲しいかな覚えていない。ここで、このお買い物ツアーで後悔したことを3つ挙げてみようっかな。

マイケル・ジョーダンレストラン1階にプリクラ機があったのに、そこに居座っていた外国人(あの場合、рェ『外国人』であるのはさておき)の子どもに「そこどいて」の一言が言えずに、Bれなかったこと。ちなみにこのレストラン内にはショップもあるが、ものすごく狭い。ちなみにその対面にある「ロッカールーム」(多分このような名前)というスポーツ系ショップには他で見られないような変なデザインのシャツなどが置いてあった。

ナイキタウンはLAにも行ったが、シカゴのナイキタウンはさすがに違う。2-3階吹き抜けでバスケットリングのあるミニコートの壁はマイケル・ジョーダンだあ。でも、だれにも「あの壁を背景に私の写真を撮ってください」と言えずにむざむざとこの場を立ち汲チた。

рェ行ったときのシカゴは記録的な暖かさ。コートを脱いでセーターだけになっても暑い。そんな中、рヘある一つのジャケットを買おうか買うまいか悩んでいた。シカゴに来て以来、気になっていたのは街行く人の多くがプロスポーツチームか大学スポーツチームのスタジアムジャンパーを着ていること。1つのチームでもアパレルメーカー違いでデザインに個性があり、バラエティに富んでいる。рヘ紺と黄色に「M」の字がCOOLなミシガン大のものが無性に欲しかった。しかし、この暖かさだ。賜・キるだけで暑い。最後になると見るだけでも暑苦しい状態に陥った。結局、この異常気象に負け購買まで至らなかった。しかし、寒い日本に帰り、「あのとき買っておけば」の思いは強い。

満足を得たGET商品は「ブルズの壁紙とスクリーンセーバーとマウスパッドセット」。きっと日本でも輸入品とかで手に入る物だろうが、рフ居住地は田ノであるがゆえ、とにかく買う。そして、今、この文章を書いているパソコンとその周辺には、ブルズの赤顔が微笑んでいる。

買い物ツアーは歩き疲れて終焉を迎え、午後3桙イろにはホテルに戻った。そのまま眠る。ループ地区はほとんど歩いていないが、рヘ確信していた。

「また、氓フ機会があるさ」。

翌日、1撃T日シカゴを発ち、日本に戻る。旅の終わりはいつもなぜか淋しい。

【完】

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