会ができるまで

 いつじゃったか、「紅葉を見ながら、 露天風呂につかりたいね〜」って話がでてきてのうぉ〜。だれが言いだしたかは、今となってはわからんのじゃが...。
まあ、そんな訳でのぉ、ゆきるんというわらしが、なんでも、ばくさんというお方から「日本の秘湯」という、 本を貰ってきたんじゃ。その本はのお、「日本秘湯を守る会」というところが作っていて、 そこらそんじょの本屋では売っておらん、貴重なものなんじゃ。
 そのわらしは、つだきちとしゃちょぉ〜という者にその本を託してのぉ、しゃちょぉ〜の「東北がええやん」 という一声で、福島の最果て、「日中温泉」にある、 「ゆもとや」 に、なったんじゃ。なんでも、帰り道に、「喜多方ラーメン」が食えるという、単純な理由じゃったらしいが。
 ただ、皆の衆は貧乏でのぉ〜、新幹線などとんでもないが手が出せん。
 そこでじゃ、自動車とかいう、えんじんと燃える水で動く車を2台、どこからか見つけてきてのぉから、 しかもそいつを動かせる者まで2人も呼んできたんじゃ。それでのぉ、もう一人おなごと、 太鼓持ちまで声をかけたんじゃ。
 それが、「女3人秘境の湯めぐりの会 with 愉快な仲間たち」のはじまりじゃったんじゃ。
 今となっては、昔のことじゃがのぉ〜。


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