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海路で国境越え

福岡〜プサン、ソウル発券使い始めの旅2001


ゴールンデンウイーク用のソウル発券チケットの使い始めも兼ねて、プサン・ソウルと行ってきた。

今回の旅行は初渡韓・初海路で国境越えだ。実は、船での国境越えも韓国もはじめて。 ちょっと気合を入れて朝一の羽田〜福岡行きの全日空機に搭乗する。 福岡に到着。ラーメンを食べる間もなく、地下鉄で天神まで出て、そこからタクを飛ばす。目的は、福岡港。ああ、雨に港が滲んで見える。そんな旅愁に浸る暇もなく、乗船手続きと出国手続きを無事終え、いよいよ憧れの船旅だ。ビートルII号に乗込み、しみじみ。が、そのへんの国内フェリーと変わらない。韓国籍の女性陣の化粧が濃い〜と思っただけ。天候はイマイチだったが、さすがビートル。ほとんど揺れずに、福岡港から釜山港まで、小さな島々の間を縫って快調に飛ばす。その間、備え付けの女性誌を読みまくる。

釜山港到着後、普通に入国審査を通過。手慣れているのね。福岡からのJ○Bツアー客日本人もいっぱいだ。とりあえず両替し、観光案内でパンフをかき集め、いざ釜山だ!港からタクシーを拾って、適当なホテルに連れていってもらい、部屋に荷物を置いて、いざ、出陣。釜山での第一目標は、釜山の隣町の東菜の温泉だ。とりあえず、地下鉄に乗って、東菜温泉街へ向かう。銭湯マークはいたることろにあるが、温泉はどれがどうなのか、どこにどう入ればいいかわかんない。もちろん、言葉も通じない。もういいや!っと適当な所に飛び込む。受付で、いわれるままにオヤジに入浴料を払って、ついでに、石鹸とシャンプーをかわされて、浴室へ。初めての韓国の銭湯を堪能する。銭湯とはいえ、お湯は温泉らしいがよくわからん。他の客は、湯舟に浸かりもせず、ひたすら垢スリに熱中している。日本の銭湯との違いと言えば、片隅にベッドが2つ程あり、垢スリおばちゃんがせっせと仕事をこなしている。垢スリをしてもらうには、このおばちゃんに直接頼むのであるが、言葉が通じないこともあって、温泉&サウナに入り浸っただけで終わる。

再び、釜山の街に戻り、いざ晩飯。有名なチャガルチ市場で、うまそうな店はないかと物色してると、怪しげなテントがずらっと並んでる所にでる。客引きのおばちゃんに手を引かれるままテントに入り、言われるがままに(っといっても韓国語なのでちんぷんかんぷん)ビールを飲み、出てきたものを食す。辛子タレに漬け込まれた野菜や海産物をアルミ箔の上に広げて焼いた物で、メチャ辛メチャ美味。かなり気に入って、 御満悦 モード。 満腹&ほろ酔い気分のまま釜山の夜の繁華街を徘徊。

翌朝、ホテルをチェックアウトして、タクシーを捕まえ金海空港へ。大韓航空にてソウル金浦空港へ向かう。早速、ソウルの繁華街、明洞へ直行し、憧れの参鶏湯を食す。日本人が想像する辛い韓国料理と違い、淡白な味で美味。満腹になった勢いで、東門市場の近くにある斗山タワーというショッピングセンターへ。目的はメガネ!フレーム+レンズ(店のお兄ちゃん曰く一流品)セットで50000ウオン(日本円で5千円程度)〜と、日本の半値以下だ。店のお兄ちゃんは日本語も話せて、ちゃんと注文通りに作ってくれた。あと残すは、垢スリ!ちゃんとしたエステに行くと高いので、街の銭湯(沐浴湯)でチャレンジする。適当に見つけた沐浴湯に入ってみるが、いかんせん言葉が通じない(x_x)。がぁ、幸いにも日本語の分かるおばちゃんに助けられ、念願の「人生の垢すり」を果たす。う〜ん、気持ち良い。しかも、かなり出ること、でること。私の人生の垢はこんなにたまっていたのか、、、^_^; 結構、びみょーな所まで丁寧に擦ってくれて恥ずかしいかったが、身も心もすっきりさっぱり。天国だぁ。

初の韓国を満喫して、帰途へつく。金浦空港で国際線を使うのはこれが最後(この一週間後に国際線は仁川に移った)。空港の免税品店を覗くが、もう店じまいのせいか、ほとんど商品が無かった。日本人観光客が、買いまくっていたせいか。ソウルからは、全日空の関空経由羽田で無事に帰宅。近くて遠い、初韓国旅行でした。

おしまい



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