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[ 旅人体験記 | アメリカ編 ]

くりくりのシカゴ旅行記



くりくりのシカゴ旅行記  その1

1撃Q日

 成田発JAL10便に乗る。シカゴ現地條ヤの午前9桙イろ、オヘア空港に到着。JALの発着するターミナル5からメインのターミナル2まで連絡列車に乗って移動した。シカゴs内までは比較的安全といわれる地下鉄で行くことにした。スーツケースでなく、特大のショルダーバッグで来たことが早々と裏目と出る。重過ぎて、50m歩くと「ぜいぜい」。カートが有料で小銭のない私には、目の毒だった。

 

 朝早いせいか、歩く歩道が止まっていた。「とにかく、荷物を置ける場所に行かねば」と駅に急ぐ。安全とはいえ、やはりここはアメリカ、そして私は女(これでも)一人旅。ちょっとドキドキする。ホームでは改札口をひょいと乗り越え無賃乗車をたくらんだ人がポリスに捕まっていた。ドキドキ度が増す。Blue Line(O'Hare-Congress-Douglas線)に1條ヤ近く、乗っていただろうか。地下鉄の中で考える。「ホテルのcheck inは 午後2桙ゥらだ。どこか荷物を置ける場所へ行かないと何もできない。(「地球の歩き方」を引っ張り出し)美術館に行こう。

 Washington/Dearborn駅で降り、タクシーを拾う。5分も乗らずに美術館へ。果たせるかな、クロークがあった。肩の荷を文字どおり、下ろす。幸運なことに「ドガ特別展」が開催中。料金支払い場所でスタッフが発音する「ドガ」が「ドガ」と聞こえない。よく分からぬまま質問にうなづくと特別展料金も含んだチケット($9ぐらいだったかな)を買っていた。檮キぼけの私にはつらいほど広い館内。印象派と現代美術に絞って見る。いい美術館だ。

 

 午後2梛゜くなり、ホテルにタクシーで向かう。Oxford Houseはループ地区とマグニフィセントとリバーノース地区のほぼ中間にあり、非常に便利な位置。1泊$79。しかし、なんだか古い。回転ドアが重い。エレベーターはいつ止まるのかも知れない。рフ泊まったシングルの部屋はツインの部屋からベッドを一つ減らしたようで、広い。小さなキッチンもついている。テレビはがちゃがちゃ回すチャンネルだった。この立地で、他のホテルより安いんだからよしとしよう。しばし、睡眠。

 午後5栫ANiftyのバスケフォーラムで知り合ったシカゴ在住の女性とホテル前で待ち合わせ。まだ日本では未公開のマイケル・ジョーダン蜑堰uSPACE JAM」を、映画館で合流したフォーラム仲間で、ツアーや単独旅行で年末年nにシカゴ観戦に来た人たち、6人も鑑賞。英語だけの画面。途中で眠りこけてしまい、よく内容がわかっていない。場所はHoliday innChicago City Centerのすぐ近く。

 その後、歩いて5分くらいのイタリア料理店へ。Suparossa Ristorannte(210E.Ohio.St)Holiday innのあるブロックから東に1ブロック行ったところ。ブルズ選閧フ顔をピザにした有名な店だそうだ。特に評判のロドマンピザを頼む。

 厚めの生地と薄めの生地と2つ。待つこと30分ほど。北京ダックをさばく前、客に丸焼きを披露するように、切れ目をいれる前のピザがやってくる。髪の毛部分が色のついたチーズやピーマンなどがのり、顔の部分がミンチ肉。直径25cmとみた。でかい。でも、すごくおいしい。他にスパゲティ2人分も頼んだものの、рヘパン生地の1ピースで満腹。8人で割りかんしたので$10ちょっとですんだ。また行くときにはロドマンピザの写真を撮ろうっと。

 午後8梍シごろ、店を出て、今回ニフティ仲間のツアコンになった感のある女性の旦那様、ブルースギター奏メが出演するブルースラ・イブハウス「Kingstone Mines」=2548 N.Halsted St.へ向かう。ブルースなんて好きでも嫌いでもなく、正直、あまり乗り気ではなかった。ハウスの入り口で恐そうなセキュリティの兄ちゃんにびびるが、旦那様のにこやかな笑顔に迎え入れられ、ただで一行8人は入る。この店で合流した他の2人は入口で$10払ったらしい。そのうちの童顔の一人はパスポート提示を求められたらしい。

 рスちが2番乗りのようで、最前列のテーブルにつく。いつのまにか、本当にいつのまにか、うなぎの寝床のようなテーブル席が埋まっていった。全員で100人以上は軽く入っている。ブルースブラザーズとマフィアを足して2で割ったような格好のイタリア系がマイクを握って観客を笑わせる。もちろん、рスちには理解不可能。バンドの一員かと思ったが、オーナーのどら息子で勝閧ノマイクを握ったと後で判明する。3人の黒人と旦那様のバンドの演奏が始まる。高く低く、早くスローに弾かれるギターの音に1曲目からしびれまくる。ボーカルの渋いけれど太い、ときにはファルセットのような高音も混じる歌声にしびれまくる。ブルースってこんなに魅力的な音楽だったんだあ。3、40分の演奏に一同感動の渦に浸った。このハウスはカウンターをはさんで2つのステージがあり、交代交代で2つのバンドが演奏する。$10プラスドリンク代でこれだけ楽しめ、運が超良ければ、シカゴ公演の際には必ず、ここに立ち寄るローリングストーンズのメンバーが拝めるらしい。この店からホテルまでタクシーで約$10。

 長い1日はこうしてやっと終わった。就寝午前2桙イろ。

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